代表取締役 宮治勇輔
「一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするぞ」と活動し、気づけば15年が経っていた。
みやじ豚は、バーベキューから始まり、口コミで話題となり、「お店の看板となる豚」として飲食店の皆さまから愛されるようになった。
15周年にあたり、みやじ豚の存在意義を改めて考え直した。
お店の看板となる豚となり得るのは美味しいからだけではない。
湘南で生産している点や希少性も大きい。我々が豚だけでなく広く業界に思いを馳せてきた点も愛される理由かもしれない。
経営環境の変化も激しい時代、自分たちが歩んだ道が未来を作ると信じて進んでいくしかない。
先の見えない時代だからこそ、
これからの世代に日本のものづくりの素晴らしさを繋ぎ、「よくぞ日本に生まれけり」と感動してもらうことが私たちの使命だ。
1916年(大正5年) 倉吉(初代)が本家より独立、農業をはじめる。
1955年(昭和30年)頃 正吉(二代目)が庭で数頭の豚(高座豚)を飼いはじめる。
1966年(昭和41年) 昌義(三代目)が養豚をはじめる。
1976年(昭和51年) 昌義、兼業で大規模養豚の共同経営を地域の生産者とはじめる。
2005年(平成17年) 5月 大輔、勤めていた外食企業を辞め、家業の養豚業を手伝いはじめる。
2005年(平成17年) 9月 勇輔、バーベキューで昌義の育てた豚を食べてもらうことをはじめる。
2006年(平成18年) 9月 養豚業を法人化、株式会社みやじ豚設立。本格的にみやじ豚の販売を始める。
2007年(平成19年) 昌義、大規模養豚の共同経営者を辞め、みやじ豚に専念する。
2008年(平成20年) 大輔、農林水産大臣賞を県内最年少で受賞。
2008年(平成20年) みやじ豚、オンラインショップでの販売を開始。
2009年(平成21年) 勇輔、NPO法人農家のこせがれネットワークを設立。
2009年(平成21年) 勇輔、著書『湘南の風に吹かれて豚を売る』を出版。
2010年(平成22年) 勇輔、地域づくり総務大臣表彰個人表彰を受賞。
2013年(平成25年) 百貨店 松屋銀座の肉屋「銀座初音」との取引がはじまる。
2015年(平成27年) 畜産業の環境美化・衛生面の表彰を行う「神奈川県畜産環境コンクール」で養豚1位の優秀賞を受賞。
2016年(平成28年) 勇輔、DIAMOND・ハーバード・ビジネス・レビュー「未来を創るU-40経営者20名」に選出。