家業イノベーション・ラボ実行委員の宮治勇輔です、こんにちは! 家業イノベーション・ラボでは、家業の後継者が集まって様々なイベントを開催してきました。僕はモデレーターを務めることが多く、僕自身の経営や食への想いについて語ることはほとんどありませんでした。お陰様でみやじ豚は令和3年9月1日に15周年を迎えます。 たまには、うちの家業であるみやじ豚にスポットライトがあたるイベントでも開催しようと、みやじ豚15周年記念事業を家業イノベーション・ラボ共催というかたちで企画しました。僕自身、家業イノベーション・ラボの仲間との交流で刺激を受け、みやじ豚を100年後も続くブランドにしようと決意を新たにしました。 とはいえ、 100年後の日本はいったいどうなっているのだろうか? 日本が世界に誇るべき食文化は? その時みやじ豚はどうなっていたい? 私たちはアフターコロナを見据えつつ、これからの時代の「食」はどうなるかを少しずつ考えていく時期にあります。 家業を営む我々の最大のテーマは、培ってきた技術や精神、商品・サービス、文化をいかに次の世代に繋げるか。僕たち食を生業にする者だけが集まって対話をするのではなく、食事をする全ての方が考えていくべきテーマだと思います。 フードテック、プラントベースなど最先端の話題から、日本の食文化について、人口増大による食糧危機と、食と一口に言っても多種多様なテーマがあります。オンラインですが、随時質問を受けながら皆さんと食事をしながら会話をしているような場になればと思っています。家業の後継者や食に関心のある皆さんと共に考えることができれば幸いです。 【みやじ豚15周年記念企画 食の未来シリーズ】 本企画では、毎回食のエキスパートをゲストに、食についてじっくりとお話します。 第3回の対談者はBUCKLE COFFEEの石山さんです。 「えっ、コーヒー?」と思う方もいるかと思いますので、BUCKLE COFFEEのご紹介を簡単にします。 BUCKLE COFFEEを運営しているのは、丸和工業という大田区のシャッターを製造していた町工場です。 石山さんの代でシャッター製造からコーヒー屋さんに業態を変えました。 なぜ、食の分野に? なぜ、コーヒーなのか? 気になるところかと思いますので、じっくりとお話を伺っていきましょう。 石山さんからは、大田区というものづくりの町で培われた精神がコーヒーづくりにも反映されていて、そのことがとても伝わってくるのです。 コーヒーが日本に伝えられたのは江戸時代。1800年に書かれた文献にコーヒーが登場しています。 当時の日本人には口に合わなかったため、長寿の薬として紹介されたそうです。 今や嗜好品としての地位を確立したコーヒーも、コンビニや自動販売機で買えば100円。豚肉は外国産を買えばグラム100円。コーヒーも豚肉も同じ課題がありそうです。 そして、食の未来と同じくらい大事な、日本のものづくりをどう未来に繋げていくのか。 みんなで一緒に考える事ができればいいなと思っています。 テーマ:#嗜好品 #コーヒーの未来 #ものづくりの精神 日程:令和3年9月22日(火) 時間:19:00-20:00 場所:オンラインゲスト:BUCKLE COFFEE オーナー 石山俊太郎さん 共催:株式会社みやじ豚/家業イノベーション・ラボ